2012年8月12日日曜日

岐阜県・山のハム工房ゴーバルの保養に参加してきました。

8月7日~10日、岐阜県・山のハム工房ゴーバルの保養に参加してきました。
福島市から4家族12名の参加者と一緒に、バスで片道7時間の長旅でしたが、3泊4日の保養を大いに楽しんできました。
流しそうめん・沢登り・バーベキュー・川遊び・カヌー・水鉄砲作り・ピサづくり・温泉・ミニコンサートなどなど。プログラム満載の保養に、帰りたくなーい!また来たい!の声が聞こえてきました。
ちなみに今回の私の役割は、朝ごはん当番。外のテーブルで風に吹かれて食べる朝食は、最高でした。

<今回の保養でも聴かれた声>
野菜がおいしい!安心して食べれてうれしい。
外で思いっきり遊ぶ子どもたちの楽しそうな声がうれしい。
初めての保養参加。このような保養開催の情報をなかなか知ることができないのが残念。

2012年8月5日日曜日

山形県小国“おだまきの家”で保養を実施しました。3日目。

保養最終日の朝。3日目。

 最終日は、みなさんに3日間を振り返えり、感想を言ってもらいました。

頂いた感想の一部ですが、ご紹介します。

<子どもたちから>
・皆と遊んだのが楽しかったです。
・川遊びができて楽しかった。
・あんこが美味しかった。




<大人の皆さんから>
・わたしの夏休みという感じで、洗濯もせず、掃除もせず、ご飯も作らず、本当にゆっくりできて子ども以上に癒されました。

・毎回毎回こいうところに来て疲れるのですが、今回は疲れずゆっくりできました。

・わたしの母親の実家もこういう感じで、夕方になるとツクツクボウシが鳴いていたことを思い出しました。食べ物も気にしないで食べられるし、飲み物も水道の蛇口から普通に水を飲めるということが本当に普通のことなんだけど、私たちにとってはすごく有難いことだと思いました。

・郡山から来たんですけど、郡山ではできないことがたくさん出来ました。川遊びとか、プールもそうだし、外で遊んだりすることが。子どもたちの楽しい顔がわたしは一番うれしかったです。ご飯も美味しかったし、いっつも私の簡単な食事でこの子は生きているので、今回でだいぶ栄養補給できたかなと思います。あんこのレシピも教えてもらったし。本当に今回みなさんいい方で、人に恵まれたなと思います。

・いろんな保養に行きましたし、今後も参加予定がありますが、今回はスタッフのみなさんも含めていろんな事をお話ができました。わたしたちのこの状況を分かってくれて、本当に親身になって聞いてくれたり、教えてくれたりしたことが本当に心に響いて有難かったと思います。また、子どもたちが普通の生活ができたのが良かったなって。前はこうだったのかなって思い出しました。ここ2年くらいできていなかったことができたことが、お外で思いっきり遊べたりとか、本当に良かったなって思います。

すべてのプログラムが終了しました。
お土産として、小国の方々、山形市内の方々から頂いたきゅうりやピーマン、デラウエアなどを少しずつですが、持って帰っていただきました。みなさん無農薬、有機栽培で作ってくれているので、安心して食べてもらえます。

今回、ご参加いただいた6家族のみなさん、ありがとうございました。
今後もこの保養を続けていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!


2012年8月4日土曜日

山形県小国“おだまきの家”で保養を実施しました。2日目。

小国での保養、2日目。朝食はバイキング方式です。

お野菜中心の朝食です
「おはようございます。福島だったらエアコンつけていないと眠れないけど、ここは夜が涼しくてぐっすり眠れました!」。小国は比較的、山の中なので、日中は暑くても日が落ちると涼しくなります。天然クーラーですね。

滝つぼでのんびり
2日目は、滝つぼと川遊びの2本立てです。
午前中は“カジカ滝”へ。カジカという魚が滝を上ることから、その名前が付いたそうです。

水がとても澄んでいて、マイナスイオンも出ているせいか、とっても癒されます。アブなどの虫を心配していましたが、ほとんど現れませんでした。実は、スタッフ2名のみアブに巻かれましたが(笑)。

水の中にはオタマジャクシや小さな魚がいて、子どもたちは何とか捕まえようと一生懸命!

ダムづくりで、すっかり仲良しに♪
ゆっくり手ですくう事を教えてあげると、優しく何匹も捕まえていました。捕まえた生きものは、後でちゃんと返してあげました。

男の子たちはダムづくりに夢中。 大きな木や石を頑張って運んでいました。
この作業(?)で、前日にも増してすっかり仲良くなっていました。共同作業は一体感を生み出すんですね!特に男の子はそういうものなのかも知れないと、微笑ましく眺めてしまいました。


ランチは“おだまきの家”で、手作りピザ。
トッピングは子どもたちの好きなように乗っけてもらいました。綺麗に1つ1つ並べる子、ダイナミックにたくさん乗せる子、遠慮してマルゲリータみたいになっている子など様々。個性が出ますね。

ヤマメも堪能
昼食後は、下流で川遊びです。

ここでは、地元の子たちと合流して一緒に遊びます。地元の方々が用意してくれたヤマメを天然イケスに放し、まずはヤマメのつかみ取り体験。そのあと、その場で火を起こして串焼きに。

「おいしい~♪ 何も気にせず魚を食べられるのって幸せだよね。でも、これが日常だったよね」。
「そうそう!食べ物をいちいち気にしないで食べられるっていうのが日常なんだよね」。
なんていう話も出ていました。


川岸にかき氷屋登場!
川岸には、かき氷屋も登場し、これには地元の子たちもビックリ!

 大人も子どもも一緒になって行列ができ、大盛況となりました。中には2杯、3杯と食べる人も。

 




大盛況!つながるかき氷屋(笑)

余談ですが、イチゴやメロン味などが人気かと思っていましたが、意外や意外、小国では抹茶味が大人気でした。
ちなみに、これまで一度も一番人気になったことはありませんでした・・・。
北海道十勝から送っていただいた小豆で作った粒あんが人気の秘密だったようです。
それにしても、渋いですね(笑)。





バーベキューの準備
夜は外でバーベキューと花火大会。
最後の夏の夜は、やはりバーベキューが定番ですよね!

ただ、田んぼの真ん中に立つ“おだまきの家”。
カエルの大合唱を聞きながら、すごい数の虫と格闘しながらの楽しい夕食となりました(笑)。




そして、〆は花火。
打ち上げ花火など大物の花火の後、静かに線香花火。

今回は楽しんで頂けたかしら?
少しはのんびりしてもらえたでしょうか?

最後の花火が消えるまで、じーっと線香花火を見つめ、今回の保養を振り返るのでした。

2012年8月3日金曜日

山形県小国“おだまきの家”で保養を実施しました。1日目。

8月3日から5日の3日間、山形県小国にある“おだまきの家”におきまして、保養プログラムを実施しました。福島から合計6家族の方々にお越しいただき、思いっきり山形の夏を満喫してもらいます!

宿泊先の“おだまきの家”

8月3日(金)。保養プログラム1日目。これ以上ないというくらい夏!
青々と育っている稲に囲まれた“おだまきの家”には冷房はありません。ゆっくりと夏休みを過ごしてもらうためテレビもありません。あるのは扇風機のみ。これが夏休みの醍醐味ですよね!

プールはほぼ貸切状態♪
参加者が全員そろったところで、今回の日程を説明し、全員で自己紹介をしました。子供たち含め、みなさん、まだまだ緊張のご様子。これからどんな3日間になるのか、こちらもドキドキのスタートです。

早速、近所の小・中学校のプールへ。小学校と中学校が一緒になった学校で、生徒数も10人程度。そのため、プールはほぼ貸切状態です。子供たちだけでなく、お父さん、お母さんたちも、のびのびと泳いでもらうことができました♪

プールは15時30分で終了し、続いては体育館でドッヂボールです。お父さん、お母さんたちは涼しい場所で一休み。子どもたちは疲れ知らずで、元気よく遊んでいました。

説明を聞く表情はとっても真剣
この学校にはなんと、ロッククライミングが楽しめる施設があるんです!こどもたちは、クライミングを教えて下さる先生たちを今か今かと楽しみに待っていました。「早く来ないかな~」。

待ち望んだ先生たちが来てくださると、みんな一斉に集合。先生の説明を真剣に聞いてます。

「落ちそうになったら諦めて、すぐに手を放すこと。ちゃんとロープを付けるから大丈夫だよ。頑張って登れるところまで行ってみよう! 」

上を目指して頑張ります!
クライミングを経験したことがある子もいて、予想以上に上手に登ります。壁は高いだけでなく、反り返っているので見た目以上に大変なんですよ。

でも、一番すごかったのは、参加者のお母さんでした。子どもたちもビックリの速さで上までたどり着き、すごかったです!

初日から、プールで泳いで、ドッチボールして、クライミングして。たくさん遊びました。遊びをとおして、少しずつ和やかな雰囲気に。晩ご飯の頃になると、集まった時の最初の緊張感はいつの間にか解けていました。




夜には大人が集まって、日頃の福島の生活などについて話をしました。
そこで出てきた内容を少しご紹介します。

・ 職場を休むことができないため、なかなか主人と一緒に保養に来ることができません。
・ 水の使い方もどこまで気を使えばいいか分からず、いつも迷います。
・ 外も家の中も線量はほとんど変わらないけど、なんとなく家の中に洗濯物を干す。みなさんはどうしていますか?
・ 時間と労力がかかりましたが、夫婦二人だけで庭を除染しました。
・ 子ども体調の変化が放射能の影響ではないかと気になりますが、気にしても仕方がないですよね。