2016年1月15日金曜日

ボラサポの第18回(最終)助成決定について

    お陰さまで赤い羽根(ボラサポ)から助成金をいただけることとなりました。ありがとうございます。
    助成頂いた活動内容は、「東日本大震災による山形県内避難者のための生活支援および、被災者のための保養支援」です。
    東日本大震災から今年で5年になるのですね。あっという間であると感じる一方で、活動を通して出会った人たちとの関係を考えると、たったの5年かとも感じます。ご協力くださる多くの方々への感謝の気持ちでいっぱいです。
    ...
    赤い羽根による東日本大震災に対する活動助成は18回目となる今回で最後となるそうです。第18回助成速報のプレスリリースを見ると、
    ボラサポの全般的な傾向として、「広域避難者支援の活動(保養含む)は、いまだ5万人を超える方が元々住んでいた場所を離れて生活していることから、避難者自身が活動するもの、避難者を受け入れる地域の団体が活動するものなど、全体の応募の約2割」を占めているそうです。
    また、ボラサポ終了後の提言についてを見ると、現時点で残されている課題として「仮設住宅に取り残される人々とその周辺課題」や「広域避難者とその周辺課題」などが挙げられているといいます。
    つまりは、まだまだ必要な活動があるということだと解釈しています。
    5年という年月が長いのか、短いのか。それは、個々の状況によって異なるものかと思います。
    山形つながるプロジェクトでは、頂いた助成金を活かせるよう活動を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

      ボラサポの第18回(最終)助成決定について(速報)
      http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/385/

2015年8月17日月曜日

第20回 山形県小国町での保養 開催のご報告です。

2015年8月14日(金)~16日(日)の2泊3日、第20回山形県小国町での保養を実施しました。
今回は、5家族17人の方々に参加していただきました。お盆休みということもあり、いつも以上にお父さんたちに参加していただけたことが嬉しかったです。
簡単ですが、保養の様子をご報告したいと思います。

14日(金)13時に「おだまきの家」に集合。少々分かりにくい場所にあるのですが、皆さん無事に到着されて一安心です。
まずは自己紹介や簡単な注意事項などを説明し、一応のスケジュールをお伝えしながら改めて皆さんにプログラム内容を相談し、その日の過ごし方を決めます。
特に今回は天候が変わりやすく、野外でのプログラムが思うように実施できませんでした。
そんな時は、皆さんにリラックスしてもらえるよう、温泉に行くもよし、ちょっと散歩するもよし、宿題をするもよしと、それぞれの判断にお任せする時間にさせてもらいました。手抜きではないですよ(笑)。

オリエンテーションの後、本来は近くにある叶水小学校の屋外プールに行く予定でしたが、雨のため小国の町中にある温水プールへ。思った以上の人出でしたが、ウォータースライダーを親子で滑ったり、泳ぎの練習や競争をしたりと、2時間ほど遊びました。

水に入ると疲れますよね。疲れた後はお腹がすきすき。
「お腹空いた~」ということで、少し早目の夕食に。メニューはカレーライス、チキンカツ、ピクルスです。


夕食後はおだまきの家がある新股地区の夏祭りへ。「おだまきの家の方たちもどうぞ」と、地域の方にお誘いをいただきました。ありがとうございます!

お盆ということもあり、帰省されている若い人たちも多く、カラオケ大会や抽選会、花火に盆踊りなど、大いに盛り上がりました。
私たちも、地域の方々へ日ごろの感謝の気持ちを込めて、かき氷屋となり参加させてもらいました。
地域の方々と一緒になって、歌って、飲んで、踊っての一日となりました。





2日目。
朝食をすませた後、ちょうど小国の町に来ていた東関部屋の朝稽古を見学しました。
大きなお相撲さんたちは迫力満点で、運よく貴重な機会となりました。

おだまきの家に戻り、お昼まで家の裏の畑で芋掘りです。近くにある独立学園の先生にも芋掘りを手伝っていただきました。ありがとうございます。
「大きいのとか、雪だるまみたいなやつとか、いっぱい採れたよ!」と子供たちが嬉しそうに報告してくれました。とったジャガイモはその日の晩ご飯にして、残りはお持ち帰りしてもらいました。

お昼は流しそうめんをしました。
お天気が怪しかったこともあり、日よけも兼ねてテントを設置しました。
すると、流しそうめんを始めた途端、大雨に!!テント張っておいて良かった~。急いで食べ終わり、後片付けをしていると。。。

今度は快晴!コロコロ変わるお天気に悩まされます。でも、お天道様は有難いですね。せっかくの夏ですから、外で遊べる時間が増えるとやっぱり嬉しくなります。

本来ならば、昼食後は近くの河原で遊ぶプログラムでしたが、いつまた大雨になるとも限らないため、水風船で遊ぶことにしました。実は午前中から水風船を準備していたんです。その量、バケツ3杯分。

水風船を足元を狙って投げ合う、水風船合戦の開始です!
子供だけでなく、大人も夢中になって、投げ合います。あっ、という間に水風船はなくなり、大笑いで終了。あぁ~、すっきり(笑)。

疲れた後は、かき氷タイム。ブルーハワイ、ラムネ、マンゴー、イチゴ、レモン、抹茶、コーヒーを取り揃えてみました。お好みでコンデンスミルクもおかけしま~す。子供たちには、舌の色が真っ青いになるラムネが人気。お互いの顔を見て笑いあっていたので、選ぶ理由は味ではなくて、面白さだったのかも?ちなみに、大人には抹茶ミルクが人気でした。

夕ご飯の時間まで、それぞれ好きなように過ごしていただきました。のんびりぼぉ~っとする人や、近くの温泉に行く人、虫取りに出かける人などさまざまに時間を過ごされたようです。

ゆっくりと暮れていく小国の空。
おだまきの家周辺には、街灯がありません。なんだか温かい家の光が際立っていくのと同じように、田んぼの虫たちの声も大きくなっていきます。夜が来るのを実感できる環境です。

夕食後、岐阜にある山のハム工房ゴーバルのメンバーから歌のプレゼントが。
おだまきの家は小さなコンサート会場に早変わりです。歌いに来てくれてありがとう!!

お天気に左右されましたが、水風船合戦も、豪雨の中の流しそうめんも印象深い思い出になったのでは?(笑)
それでもチラチラと顔を見せるお天道様の有難さにも改めて気づけた一日になりました。




最終日の朝。
小国での保養では恒例となった、朝食バイキングです。保養を応援してくださる生産者の方々をはじめ、小国の皆さんからいただいた野菜などを中心に使います。新鮮でおいしいんですよ。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございます。

全てのプログラムが終了し、参加者およびスタッフが全員集合し、これまた恒例の終わりの会を行いました。


参加していただいた皆さんに感想をいただきましたので、一部をご紹介させていただきます。

<大人の皆さんの感想>
・目の前が田んぼで裏が山で、自然に囲まれたて癒され、自分のできることをやっていこうと改めて思えました。
・保養に行くといろいろなイベントがあり疲れたと感じることが多いですが、今回はのんびりできました。
・よく食べ、よくしゃべり、楽しかったです。
・今回で3回目の参加。ここに帰ってくるのが楽しみで、毎年帰ってきたい場所になっています。
・ふるさとはいくつあっても良いと思いますが、ここはその1つになりました。
・携帯も使えない、テレビも見られない中で、かえってリラックスできました。明日からまた頑張れそうです。
・昨日の夜、お母さんたちとお話ができて貴重な機会となりました。
・子供たちが一回り大きくなった気がします。

<子供たちの感想>
・友達も増えて、楽しくやれて嬉しかったです。
・流しそうめんが美味しかったし、友達になれて良かった。
・虫取りに行って、星を見て、楽しかった。

嬉しい感想をたくさんいただきました。参加してくださってありがとうございます。
気づけば、今回で20回目となりました。わたしたちスタッフも楽しませていただきました。
小国での保養は、参加者の皆さんをはじめ、日ごろよりわたしたちの活動を理解し、協力してくださる皆さんによって成り立っています。心より感謝申し上げます。

いつかまた、皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

山形つながるプロジェクトとは


2015年8月16日日曜日

第20回 山形県小国での保養が無事に終了しました。

今回で20回目となる山形県小国での保養が終了いたしました。

天候が不安定で、雨が降ったり、お日様が出たり、豪雨になったり、天の川が空一面広がったり。
天候に左右された保養となりましたが、お祭り、流しそうめん、プールに芋ほりは実施することができました。

詳しい保養の様子は改めてご報告いたしますが、まずは、参加していただいた皆さんと開催にご協力いただいた皆さんにお礼とご報告をさせていただきます。
ありがとうございました。


2015年7月24日金曜日

第19回 山形県小国での保養を実施しました。

2015年7月18日(金)から2泊3日で、山形県小国町において第19回目の保養を実施しました。

近くの川原と森に遊びに行きました。森では虫取りのほか、自然の蔦をロープ代わりにターザンごっこ。大人も子供も楽しんでくれました。





森を抜けると川が見えてきます。川ではゴムボートに乗ったり、泳いだり、魚を取ったりとそれぞれが自由に過ごしてもらいます。川の水は透明で、本当にきれいで、泳ぐ魚の姿も見えるほどなんですよ。





夏といえば流しそうめん。流れてくるそうめんをキャッチして食べるのも、みんなのために流すのも楽しいんですよね。



川遊びや山登りなど、基本的にプログラムを用意していますが、参加は自由です。参加された皆さんのペースで過ごしてもらえるのが一番なので。中には夏休みの宿題をする子も。夏休みならではの光景です。


次回は8月14日(金)から2泊3日で行います。お陰様で既に定員に達しました。
どんな夏休みの保養になるか。晴れるといいな~。


2014年9月7日日曜日

第16.17.18回 山形県小国での保養案内



ご無沙汰しております!夏が過ぎ秋がやってきます。
ご報告することは多々ありますが、秋の保養の日程が決まりましたので、
まずは、第16.17.18回の保養情報を掲載します!


161718回山形県小国での保養案内

           
飯豊・朝日両連峰に抱かれた里山で、
日頃の疲れを 癒し、ちょっとゆっくりしてみせんか?
季節の移り変りを子どもたちと一緒に楽しみましょう!  

日程:
16927日(土)~28日(日)1泊2日

171018日(土)~19日(日) 12

1811月 2日(日)~ 3日(月) 12

場所:おだまきの家 山形県西置賜郡小国町大字新股字堤の下195
  福島市から車で約2時間。参加者には後日アクセスマップをお送りします


対象東日本大震災で被災された方

定員:各回20名程度
  ※部屋数は7部屋、家族単位での利用になります

参加費:12大人1500円 子供1000(保険料含む)

内容:初日1300現地集合、最終日昼食後現地解散
  ※季節の野外活動を中心に川遊び、栗拾い、畑の収穫、プール、クライミング等。


申込み方法:下記の申込み先に必要事項をご記入の上、メールかFAXでお申し込みください。

   参加者全員の氏名(フリガナを付けて)、性別・生年月日
   住所・郵便番号
   電話番号・メールアドレス(パソコンのものがあれば)
   キャンセル待ちの希望の有無
   参加希望する保養の月日


申込締切:先着順  ※順次決定し、お知らせいたします