2012年10月23日火曜日

第4回 山形県小国での保養プログラム ~感想:二人きりではなく、遊び相手に事欠かない夢のような世界でした。~

手作りピザのランチも終了し、今回のプログラムもいよいよ終わりが近づいてきました。
最後まで「栗拾いしたーい」と子どもたち。
子どもたちが外で遊んでいる間に、お母さんたちは帰りの準備です。


保養プログラムの最後には、それぞれへのあいさつも兼ねて感想を言っていただくようにしています。今回は、以下のような感想を頂きましたのでご紹介します。


~~~~~~~~ここから~~~~~~~~~~
<Aさん>
普段は本当に二人きりの生活なので、遊んでくれるお兄ちゃんたちが朝から夜まで周りにいてくれて、この子にとっては遊んでくれる相手に事欠かない夢のような世界でした。
伊達市にある実家は線量が高く、雨どいの下は160くらいあります。30㎝離れると数値はガクンと下がるのですが、どのくらい土壌が汚染されているのかと考えたら想像もできません。
福島市内に住んでいた時は実家が近かったので頻繁に行ったり来たりしていたのですが、(山形に避難してきたため)今はそれができず二人きりの生活です。
こうやってたくさんの家族みたいな感じで本当に温かく迎えて頂いてこの上なく有り難かったです。ありがとうございました。

<Bさん>
アットホームで、すごくほんわかとした感じで、子どもたちもとても楽しかったみたいです。
家にいるとそんなに食べないのですが、すごくいっぱい食べてくれました。
ピザを最初から自分で作ったのも初めての体験で、すごい楽しかったです。
なんだか本当に初めてづくしで、川に行ってもすごい張り切って石投げしたり、石集めしたりして。
朝もプールに連れて行ってもらって、大ハッスルで遊んで。
スタッフの方に優しくして頂いて食事もおいしかったし、子供たちもまた来たいと言っています。ぜひまたもう一度参加させて頂きたいと思っています。
ありがとうございました。お世話になりました。

<Cさん>
本当にあと1泊したいです(笑)。本当に足りないです。楽しいことばっかりで、本当にアッという間に過ぎちゃって。
外で遊べたのが本当に良かったです。
ご飯も美味しかったし、短い時間でしたけどすごく仲良くなれて、良い時間でした。
ぜひまた今度遊びに来させてください。
本当にみなさんお世話になりました。ありがとうございました。


~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~~


今回も参加して頂いた方々、またこの活動を支えて下さっている多くの方に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

今年は今回をもって一時保養プログラムはお休みします。
来年、温かくなったら再開しようと考えています。
山形市内での料理教室などは実施していく予定ですので、引き続きどうぞよろしくお願いします。

2012年10月21日日曜日

第4回 山形県小国での保養プログラム ~ピザづくりと誕生日ケーキ~

1日目、川で水遊びができなかったこともあり、温水プールに行きました。
温水プールで大はしゃぎです♪
小国のプールは大きなスライダーもあり、大人も楽しめます。
子どもはやっぱり水遊びが好きなんですね。
見ているこっちまで楽しくなってしまいました。

泳いだ後は、男の子たちは温水シャワーに集合です。
温かいシャワーの下から動かず(笑)
「早く出なさい!」とお母さんたちが呼びに来るまで、温かいシャワーの下からしばらく動きません。
水着も脱ぎ捨て、まるで家のお風呂のようでした(笑)。

プールから戻り、お母さんたちお待ちかねのピザづくりです。
お母さんと一緒にピザづくり
ピザ生地はあらかじめこちらで作っておいて、みなさんには生地を伸ばすところからすべてやってもらいます。
具材の乗せ方もそれぞれの個性がでて、これが見ていて結構おもしろいのです。
大胆さがピザづくりで分かります(笑)
できた人から天火という昔ながらのオーブンで順次焼いていきます。
1枚の大きさは結構あるのですが、焼きたてはやっぱりペロリ。
子どもたちもお母さんたちも、たくさん食べてくれました。

さらにこの日、参加者のお子さんがお誕生日だったので、その子のお母さんと一緒に手作りロールケーキを準備。
手作りのマロンロールケーキ
生クリームに前日に拾った栗を細かく刻んで混ぜ、マロンケーキに仕上げました。
生クリームやケーキの生地に負けないくらい栗が甘い!
みんなでバースデーソングを歌い、誕生日をお祝いすることができました。

誕生日会も兼ねたランチになりました

第4回 山形県小国での保養プログラム ~一番外で遊びたい時期に遊べない現実。~

保養プログラム2日目。
大きな栗の木の下で、栗拾い。
朝食を済ませるとすぐに、子どもたちは「栗拾いに行きたい!」と栗の木の下へ。
昨日の栗拾いがよっぽど楽しかったのでしょうね。
まるで、童謡‟大きな栗の木の下で♪”の歌のような光景です。


今回の保養に参加してくれた子どもたちは、全員で仲良く遊んでくれます。
スタッフとしても、その光景を微笑ましく見ていました。

刈り取りが終わった後の水田にも入って、思いっきり走りました。
「一番外で遊びたい時期なのに、福島では心配で外で遊ばせられないんです…」とお母さん。

外の空気を吸う、思いっきり走る、何も心配せずに生き物に触れる…。

当たり前にできていた外で遊ぶという行為が、心配事になってしまう福島の現実。
外で遊ぶ子どもたちが楽しそうであればあるほど、福島県外に住むわたしたちも他人事ではなく考えていきたいと改めて思いました。



第4回 山形県小国での保養プログラム ~お兄ちゃん大活躍です~

保養プログラム1日目も日が暮れました。
夕飯までには少し時間があったので、紙とマジックを用意しました。

すると、今回の参加者で一番のお兄ちゃんが自主的に勉強を始めました。
それを見た年下の子たちも、自分でできる計算や漢字の練習などを始め、「丸付けして!」とスタッフに持ってきてくれしました。
正直、勉強を始めるとは驚きました。
すごいですね~。

すっかり一番上のお兄ちゃんに小さいこたちの面倒を見てもらってしまいました。ありがとう。

本日の夕食は、カレーとチキンカツ。
おだまきの家では、タイカレーも好評なんです。
タイカレーは少し辛いので大人向けに、子どもたちには甘口のカレーを用意しました。
付け合わせは、マカロニサラダとおみづけ。

みんなで手を合わせて、「いただきまーす!」。

外でたくさん遊んだせいもあってか、何杯もおかわりしてくれました。

いただきまーす!

食後はお絵描きタイムに。

お母さんの顔を描く子や自分の好きなものを描く子、中にはスタッフの顔を書いてプレゼントしてくれる子もいました。
似顔絵って嬉しいですよね♪


また、絵を描きながら食後のデザートとして昼間に拾った栗を茹でて食べました。
大きくて、甘い栗で、ついついたくさん食べてしまいました(笑)

たくさん遊んで、たくさん食べて、楽しんでくれたようです。
明日はどんな日になるでしょうか。

ひとまず、おやすみなさい☆

2012年10月20日土曜日

第4回 山形県小国での保養プログラム ~川遊び、昆虫採集、栗拾い~

カジカ滝での川遊び
おだまきの家から車で20分。
カジカ滝に来ました。魚のカジカが滝を登るので、その名もズバリ!ストレートでいいですね(笑)。

水か澄んでいて、風で葉が擦れる音、鳥のさえずり、子供たちが遊ぶ声しか聞こえません。とても綺麗な場所なんです。




思い思いに遊ぶ子どもたち
さすがにちょっと寒いので水の中に入って遊ぶことはできませんが、それでも子供たちは大きな石を川に投げ入れたり、きれいな石を探したり。
「魚いないかな~?」なんて、水の中をのぞく子も。
それぞれで遊ぶ方法を考えて、楽しんでいる様子でした。

子どもたちの発想はすごいです。
初めて川で遊んだ子もいましたが、どんどん遊びを生み出していました。



トンボが帽子に!
一通り遊んでおだまきの家に戻ると、すぐに昆虫採集が始まりました。
秋の山はやっぱりトンボですね。
手でつかめそうなほどのトンボが子どもたちの目の前を飛び回っていました。

必至で追いかけていたのに、よ~く見ると帽子に。
ワイワイ言いながら、2匹のトンボを捕まえて観察した後、ちゃんと放してあげていました。

さらに、お隣のわたなべさんのお宅で栗拾いをさせてもらうことに。
子供たちは必死になって、足で踏んだり、木の枝で刺したりと、トゲにも負けずたくさん集めました。
初日は天候にも恵まれ、外でたくさん遊ぶことができました。



第4回 山形県小国での保養プログラム ~ランチは外で頂きます♪~

外でのランチは最高ですね。
第4回目の小国での保養は、1泊2日の日程で参加者のみなさんとランチを囲むことからスタートすることにしました。
今回は3家族8名にお越しいただき、温水プールや川遊びのほか、いつも好評を頂いているピザづくりなどを予定しています。

まずはランチ。メインは山形名物芋煮です。山形では、秋と言えば外で芋煮をするのが習慣なんです。醤油ベースの汁に里芋と牛肉、こんにゃく、舞茸、長ネギが入っています。


芋煮&新米おにぎり
主食は、おだまきの家のお隣り・わたなべさんから頂いた栗のごはんと、ミョウガの酢漬け&紫の混ぜご飯のおにぎり。ご飯はご近所のお米農家、川崎さんの新米です。
おかずには、以前活動していた石巻の方に頂いた石巻白謙蒲鉾店のかまぼこをお出ししました。
食材などを提供していただいた皆さん、ありがとうございます。

そして、後ろに広がる景色もご馳走の1つ。
稲刈りの後の田んぼと山に囲まれながらのランチは格別なんです。

さて、ランチの後はカジカ滝で川遊びです♪

第4回 山形県小国での保養が始まります。

今日から1泊2日で山形県小国町での保養プログラムがスタートします!
今回は3組のご家族にご参加いただきます。

ゆっくりと、楽しんでもらえますように♪

2012年10月11日木曜日

料理サロン

今日、第5回料理サロンが江南公民館で行われました。参加者6名
今日のメニュー:クリームグラタン・ぐる煮 (高知の筑前煮?)・ブロッコリーの白あえ
          ケチャップご飯

いつものようにガヤガヤ・ワイワイ楽しく作りました。
子供達もプレイルームでたくさん遊んでたくさん食べてくれました。







前回、4回目のメニューはコロッケでしたv(^^)v

2012年10月10日水曜日

第4回 山形県小国での保養のご案内

飯豊、朝日両連邦に抱かれた里山で、日頃の疲れをいやし、ちょっとゆっくりしてみませんか?
散歩、いっしょに手作りピザ焼き等をしながら、ゆっくりと楽しみましょう♪
※この季節、カメムシが発生します。刺しませんが、おこると臭いを出します。

日程:2012年10月20日(土)~21日(日)

場所:おだまきの家(山形県置賜郡小国町大字新股字堤の下195)

※福島市から車で約2時間、山形から車で約1時間半

対象:福島県在住の方、福島から避難されている方

定員:20名程度(部屋数は6室です)

参加費:大人1泊1,000円、子供500円(保険料含む)

内容
 10月20日12:00 現地集合 昼食をご用意しています。
 10月21日 昼食後解散

申込方法
 10月13日(土)までに下記の連絡先に、参加者氏名(フリガナをつける)、生年月日、住所、電話番号を添えてお申込み下さい。
 キャンセル待ちをご希望の方は、お申し込み時にご記入ください。
 申込み締め切り後、抽選にて参加者を決定します。参加決定の方には10月14日にアクセスマップ、日程表等を郵送いたします。

【申込先】 山形つながるプロジェクト 保養担当 徳永美嘉
 TEL:080-6033-0596
 FAX:023-688-8137
 E-mail:mikatoku2289@yahoo.co.jp


※この企画は、山形つながるプロジェクトと山形県民有志、地元小国町の有志で運営しています。
 山形つながるプロジェクトは、去年1年、NPO法人いしのまき環境ネット、“つながる炊き出し隊”として宮城県石巻で活動してきた団体です。