宿泊先の“おだまきの家” |
8月3日(金)。保養プログラム1日目。これ以上ないというくらい夏!
青々と育っている稲に囲まれた“おだまきの家”には冷房はありません。ゆっくりと夏休みを過ごしてもらうためテレビもありません。あるのは扇風機のみ。これが夏休みの醍醐味ですよね!
プールはほぼ貸切状態♪ |
早速、近所の小・中学校のプールへ。小学校と中学校が一緒になった学校で、生徒数も10人程度。そのため、プールはほぼ貸切状態です。子供たちだけでなく、お父さん、お母さんたちも、のびのびと泳いでもらうことができました♪
プールは15時30分で終了し、続いては体育館でドッヂボールです。お父さん、お母さんたちは涼しい場所で一休み。子どもたちは疲れ知らずで、元気よく遊んでいました。
説明を聞く表情はとっても真剣 |
待ち望んだ先生たちが来てくださると、みんな一斉に集合。先生の説明を真剣に聞いてます。
「落ちそうになったら諦めて、すぐに手を放すこと。ちゃんとロープを付けるから大丈夫だよ。頑張って登れるところまで行ってみよう! 」
上を目指して頑張ります! |
でも、一番すごかったのは、参加者のお母さんでした。子どもたちもビックリの速さで上までたどり着き、すごかったです!
初日から、プールで泳いで、ドッチボールして、クライミングして。たくさん遊びました。遊びをとおして、少しずつ和やかな雰囲気に。晩ご飯の頃になると、集まった時の最初の緊張感はいつの間にか解けていました。
夜には大人が集まって、日頃の福島の生活などについて話をしました。
そこで出てきた内容を少しご紹介します。
・ 職場を休むことができないため、なかなか主人と一緒に保養に来ることができません。
・ 水の使い方もどこまで気を使えばいいか分からず、いつも迷います。
・ 外も家の中も線量はほとんど変わらないけど、なんとなく家の中に洗濯物を干す。みなさんはどうしていますか?
・ 時間と労力がかかりましたが、夫婦二人だけで庭を除染しました。
・ 子ども体調の変化が放射能の影響ではないかと気になりますが、気にしても仕方がないですよね。
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